■女犯坊■【全3巻セット】★滝沢解/ふくしま政美★ ☆絶版貴重!☆ 節約

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女犯坊

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『女犯坊』(にょはんぼう)は、ふくしま政美画、滝沢解・坂本六有原作の成年漫画である。なお、仏教用語の女犯は「にょぼん」と読むことが多いが、作中では「にょはん」で統一されている。

概要

1974年から1976年まで『漫画エロトピア』に連載された。怪僧「竜水」の傍若無人な活躍を軸として、江戸末期から明治初期にかけての動乱を伝奇形式で描いていく。

寛政八年、女犯の罪で晒された僧侶たちの姿から物語は始まる。主人公竜水は、権力と戒律の癒着を笑い飛ばし、独自の哲学を元に宗教界と政界を蹂躙していく。高僧はおろか、権力者、海外の魔人、果ては妖怪や死ですら彼を止めることはできない。
「これが女犯道 おれの世直しだあ!!」「ゆくぞ岩松 この世にはびこる悪をぶち殺すのだ!」

登場人物

竜水偽経「女犯経」を掲げる怪僧。強靭な巨体と自我を持ち、欲望のままに生きる。性力、腕力に関しては並ぶ者がなく、馬をも犯して殺すことができる。また薬物にも博識で、しばしば怪しげな媚薬や毒薬を製造。加えて弁舌に巧みで、政治的駆け引きも軽くこなす。果ては超能力(呪殺、転生など)までも使いこなし、向かうところ敵なしである。その超人的才覚を駆使し、仏教界、大奥、幕府、キリシタンに明治政府までも手玉に取り、女犯の極みを尽くす。なお、信仰の根本は観音経であるらしく、これを唱えている姿がよく見られる。岩松竜水の侍従で、せむしの小男。重度の死体愛好家(ネクロフィリア)。竜水の手足となって暗躍するが、想像を絶する竜水の行動に困惑することも多々。顔のモデルは原作者・滝沢解との事。姫小路大奥を牛耳る大上臈。醜い老婆であるが、性欲や狡猾さは一寸の衰えも見せていない。竜水と組んで幕府を意のままに動かすが、立場上狙われることも多く、紆余曲折あって視力や手足をことごとく失う。末期には老境著しく、竜水と結ばれることだけを夢見ていた。実在の上臈姉小路がモデルである。井伊直弼竜水と対立する大老。竜水の命をたびたび狙うも毎回失敗し、刺客の死体を送り返されている。「薬忌」でついに竜水と姫小路を毒殺したかに見えたが、死んだのは仮面を付けた影武者であった。最期は本物の竜水らに逆襲され、史実通り桜田門外にて暗殺された。覆面の男覆面の西洋人。おそらく竜水以上の巨根の持ち主で、現地の女を性器で貫き殺した後、その体に剣で「Z」型の傷をつけていた。モデルは怪傑ゾロ。ブーリバ竜水に並ぶ巨体と性力を誇る韃靼人。女の脳を食らう悪癖があり、遊郭や大奥を大いに荒らした。怪しげな口笛を使って相手の精神を撹乱することができ、竜水に対し大金星を挙げたが……。モルガンお雪史実と異なり、異常な巨体を持つ白人女性に描かれる。非常に毛深く、髭が生えている。その巨体と性欲を持て余し、男を集めては犯し殺していた。竜水と意気投合し、愛人のサヤにおさまるが、皮をはがれてハンググライダーの材料にされる。竜水いわく「これぞ愛の翼」。

絶版貴重!全3巻

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