琥珀は”樹脂の化石”です。大むかしのマツやスギなどの針葉樹やマメ科の広葉樹・ヒメナエアなどが分泌した樹脂は、嵐などの際に樹木や土砂と一緒に川から海に押し流され河口に堆積していきます。樹脂の混じった堆積物は、やがて海底にたまります。こうして長い年月を経て化石化した樹脂を「琥珀」というのです。琥珀のサイズ(約) : 14×9×6mmパッケージサイズ(約)： 65×95×30mm重量(約): 0.4 g原産国：ドミニカ共和国原材料：ポリスチレン（PS）日本製・形状、模様、色合いに個体差があります。・モニター環境により、実際の商品の色合いと異なってみえる場合があります。・プラスティック製のケースに格納され、写真付きラベルが付いています。掲載されたラベルの昆虫写真は見本です。実際にはお送りする昆虫の写真が入ります。・天然のものですので、ひびやクラックがある場合がございます。予めご承知おきください。琥珀は”樹脂の化石”です。大むかしのマツやスギなどの針葉樹やマメ科の広葉樹・ヒメナエアなどが分泌した樹脂は、嵐などの際に樹木や土砂と一緒に川から海に押し流され河口に堆積していきます。樹脂の混じった堆積物は、やがて海底にたまります。こうして長い年月を経て化石化した樹脂を「琥珀」というのです。英名のAmber(アンバー）は古代アラビア語のアンバール（海に漂うもの）に由来しています。　樹木は枝が折れたり幹が傷ついたりしたときに樹脂を分泌してその傷口を包み込み、虫や細菌などの侵入を防ぎます。樹脂は人間の血液が傷口でかさぶたを作るのに似た働きをします。そして樹脂が流れ出たときに昆虫や植物などを取り込んで一緒に固まることがあります。これは”虫入り琥珀”などと呼ばれ、当時の環境を知るうえでの貴重な情報が詰まった「タイムカプセル」といえます。　樹脂が琥珀になるためには、長い年月、地層の温度や圧力などの他に、外気（酸素）や光から遮断されている等の環境が整っている必要があるといわれています。 樹脂には油の成分や、酸、アルコールなどが含まれていますが、これらの揮発性の物質は樹脂から気体となって抜け出ていきます。 そして揮発分が全くなくなって、ようやく琥珀ができるのです。そして、すべての樹木が樹脂を出すわけではなく、また、琥珀になる樹脂も限られていて、アラウカリア（南洋杉）・メタセコイアなどのスギ科の樹木やヒメナエアというマメ科の樹木などに限られます。琥珀の歴史ヨーロッパでは今から約1,500年前、デンマークの遊牧民が琥珀を装身具やお守りとして使いだしたのが始まりと言われています。　琥珀は18世紀前半までは海の産物として信じられていましたが、18世紀後半になると陸でも採掘されるようになりました。当時、琥珀は”北方の金”とも言われ、同じ重さの金と琥珀が交換され、また小さな琥珀の細工物ひとつと、健康な奴隷ひとりが交換されたほど貴重で高価なものでした。　ヨーロッパでの交易路の歴史は古く、バルト海地方に住む民族は琥珀をお金の代わりとして、ギリシャ、ローマ、エジプトなどヨーロッパ各国と交易をしていました。その後、さらに交易の範囲は広がり、アンバーロード（琥珀の道）と呼ばれる交易路ができ琥珀の取引は盛んになっていきました。ドミニカ共和国の琥珀　マメ科のヒメナエアの樹脂からできた琥珀と言われています。約2,400〜3,800万年前のものと言われ、中に含まれる生物は熱帯性のものが多いことから、これらの琥珀は熱帯林で作られたものと考えられています。ドミニカではブルーアンバー（紫外線により青く発光する琥珀）と呼ばれる珍しい琥珀も産出します。琥珀のサイズ(約) : 14×9×6mmパッケージサイズ(約)： 65×95×30mm重量(約): 0.4 g原産国：ドミニカ共和国原材料：ポリスチレン（PS）日本製・形状、模様、色合いに個体差があります。・モニター環境により、実際の商品の色合いと異なってみえる場合があります。・プラスティック製のケースに格納され、写真付きラベルが付いています。掲載されたラベルの昆虫写真は見本です。実際にはお送りする昆虫の写真が入ります。・天然のものですので、ひびやクラックがある場合がございます。予めご承知おきください。